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想像するのも難しいくらいの月日が流れて。 実際におにぎりを握って準備してくださり、子供たちに見せます。「こんな小さいおにぎりが1日一個、その後は何も食べられなくなったんだよ。亅 「もったいないから、後で食べようととっておいてそのまま死んでしまった子もいたんだよ。亅 この中を逃げるのには2時間かけて30メートルがやっとだったそう。何より恐れていたのは、家族をひとりずつ失っていく中で、自分ひとり生き残ることだったそうです。 沖縄タイムスさんに12回書かせていただいたコラムが先週終りました。お時間をいただけましたら、宜しくお願いします! 愛しき島で 初めての試みに試行錯誤しながらも、やっとこのコラムも最終となりました。拙い文章ながらも思いがけない方々に応援を頂き、改めて言葉の力、新聞力を知りました。 私たち工芸に携わる者は普段は工房にこもっていて、一般社会とは少し離れているようにも見える職業かもしれません。これまで陶芸家の他にもガラスや紅型、漆器や家具職人そして料理人などの職人さん達との出会がありましたが、彼らは皆個性的で、各々鋭い切り口で世界を見つめ、時空を超える遥かな目を持ち、愛しむべきものを細部まで観察し、それらを形に変える表現力を備えていると感じています。中でも金細工の又吉氏にお会いした際には、穏やかに語ってくださった作品作りへの想いに胸を打たれ、弟子入りさせてほしいぐらいだね、と夫と共に感動でいっぱいの帰り道でした。 私は子供の頃からいつも手を動かし自己流で人形の服を縫ったり、刺繍の贈り物をしたり、大好きな母には様々な手作りカードを用意していました。ですが、いざ成長して自分の進路を考えなければならなくなったときには全く頭に無く、福祉の仕事やOLも経験しましたが、いまひとつ自分の居場所ではないという気がしていました。あの当時相談した母は、今「あんたにはやっぱりこんな仕事が合っていたんだね」としみじみ語ります。私の場合は何か沖縄の伝統工芸に携わってみたい、との思いからのスタートで、紅型やガラスの工房を回ってみたりしました。沖縄には伝統を受け継ぐ豊かな工芸の文化があります。子育てに関わる皆さまには職業のひとつとして、どうぞ心に留めておいてください! 私たちは戦争のない時代を生き、自由に自己表現し、日々平和の中に寝食を繰り返しています。沖縄でものを作るということはあの恐ろしい戦争の対極をなすものだと感じています。だからこそ、私たちは目を凝らし、耳をすまし、心を注ぎ、全身全霊であらゆる戦ごとに敏感でありたい。暗い影に真っ先に気づいて、持てる力を振るって、沖縄に降り注ぐ光や、島人のやさしさで明るく照らしたいと願います。74回目の慰霊の日の前に。Queen のIs This The World We Created にのせて。
by tobohifumi
| 2019-06-24 20:20
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Comments(4)
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at 2019-06-25 14:36
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by
matsubara
at 2019-06-27 12:41
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毎年、夏になると…広島と長崎の原爆投下だけでなく、激しい沖縄戦があったこと、忘れません。
過去に日本政府が誤ったこと、生き延びた沖縄の方々に基地負担など、まずは敬意を持てと言いたいですね。 平和になった沖縄、毎回思うけど美しいです。 綺麗な海に雄大な自然、人情溢れる方々。
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by
tobohifumi at 2019-06-27 21:11
matubaraさま ありがとう!ありがとうね〜!
早くまた沖縄来てくださーい!おいしいところ探したよ!お待ちしてまーす!
Commented
by
tobohifumi at 2019-06-27 21:14
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